2003年7月、7Designers（芦原太郎・北川原温・小松研治・豊久将三・中村好文・堀峯一・横河健）が高岡の地を訪れました。職人達とのワークショップや工場の見学を通して、「生活の中のキャスティング」をテーマに、オリジナルの金属プロダクト開発がはじまりました。
モダンインテリアの中にはなかなか登場してこなかった素材・銅。その無垢の表情や着色・磨きの技法、そして圧倒的な重み。われわれデザイナーにとってこれらの特徴は非常におもしろく、また、「何かつくってみたい」という気持ちにさせられます。 |
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1ロットという小さな単位からチャレンジすることができる気軽さが、金属を使ってどんなものをつくろうか、現代のライフスタイルにあったらいい金属プロダクトとはどんなものだろうかという想像力をかきたてるのです。
高岡銅器団地協同組合のデザインプロダクトづくりはまだ始まったばかりです。我々7人のみならず、多くのデザイナーの方々に銅や金属という素材にチャレンジして欲しいと思います。
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